永住申請の審査期間はどれくらい?(2025年の公表データから)
■永住許可申請の審査期間
永住申請を検討している方から、最も多くいただく質問の一つが「審査にはどれくらい時間がかかりますか?」というものです。結論から申し上げると、現在の永住審査は約9〜10か月前後が目安です。ただしこれはあくまで、出入国在留管理庁が公表する標準処理期間(全国の平均値)であり、申請内容や地域、時期によって差があります。
大都市部の地方出入国在留管理局では、申請件数などの理由により、平均値より長くかかっているようです。ちなみに東京入管では1年半程度かかるケースも珍しくありません。
本記事では、最新データと実務感覚を踏まえ、現在の審査期間の実態を解説します。
■永住申請の平均処理期間は約292日(令和7年12月)
直近の公表資料では永住申請の平均処理期間は約292日となっています。これは申請から結果通知までの期間であり、準備期間も含めると、申請全体として約1年程度が見込まれます。また、令和7年を月別にみると審査期間は一定ではなく変動が見られます。
■審査期間が長くなる主な理由
近年、永住申請の審査期間は長期化傾向にあります。理由としては、単に申請件数の増加だけでなく、審査要領等の運用の厳格化による慎重な審査が行われている印象があります。

■重点的に審査される項目
- 収入や生活の安定性
- 納税状況や社会保険の加入/支払い状況
- 在留歴
- 現に許可されている在留資格での活動の良否
- 世帯全体の在留状況の良否
- 法令違反の状況(交通違反を含む)
- 出入国の履歴と日数
- 申請理由 など
これらの審査項目に、より詳細な確認が必要となった場合や、申請内容の不整合・疎明資料の不足等により疑義が生じた場合、審査が長期化することが予想されます。
許可/不許可と申請期間は、申請内容の質の良否に影響されるといえます。
■永住申請をご検討の方へ
現在の在留状況を整理し、永住申請に必要な条件・提出書類や疎明資料、また理由書に書く内容をしっかり吟味し申請することで、不要な遅延を避けることが可能です。
当事務所では、申請前の段階から現状分析とスケジュール設計のご相談を承っています。
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